代表という言葉の意味

株式会社設立をするときの代表という言葉の意味

株式会社設立をすれば法人格を持つことができます。
法人とは、人ではなくても法律上は人と同じように扱われるものだと言えるでしょう。
民主主義の世界では個人は私有財産を認められています。
法人もこれと同じように財産を持つことができますから、たとえば会社で不動産を持ったり車を持ったりすることができるという目利とがあります。
株式会社設立をするときには発起人が取締役となり、そしてそのうちの一人が代表取締役になるケースが多いです。
いわゆる社長と呼ばれる人だと考えて良いのですが、法的にはいったいどのような意味を持つのでしょうか。

株式会社設立をすれば法人格を手に入れることができますが、法人というのは定款に定められた業務を行う組織のようなものです。
ですから、会社が契約書を交わすときには、社長が個人で契約をするのではなくて、法人として契約を行います。
会社の誰かと契約を結ぶのではなくて、会社全体と契約を結ぶことになるのです。
しかしながら、契約を結ぶためには誰かが契約書にサインをしなければなりませんし、印鑑を押さなければなりません。
それを行う人が代表取締役だと考えればわかりやすいでしょう。
つまり、対外的に会社を代理して契約などを行う人のことで、外部から見ればその人が会社の方針を決めると言ったことになるわけです。
株式会社設立をするときには発起人の一人が就任するのが普通です。
一人だけで株式会社設立をする場合、その人が発起人になって代表者になるというのが普通なのですが、必ずしも一人である必要はありません。
二人いれば契約を結ぶ際にもスムーズに行く場合があります。
たとえば、一人が海外で仕事をしていると言ったときには、国内でいろいろなことをするのに別の人がいるほうが良いです。
このような場合には二人の代表取締役を設定することもありますし、三人以上選任すると言ったこともできます。
ただ、そうすると混乱が起こることもありますから、規模の小さい会社なら一人の方が良いです。

代表者というのは、契約を行う最も大事な人だと言えるでしょう。
ですから、株式会社設立をするときには、経営能力のある人を選任することが必要です。
たいていは株式会社設立のときに出資する人が就任しますが、必ずしもそうではなくてもかまいません。
たとえば、出資する人と経営を行う人とが全く異なる場合もあるでしょう。
このような場合には、出資する人はただ出資するだけになることもあるのです。